そんなつもりじゃなかった

人生の難易度が高すぎる

どうにもやる気が起きない

何もやる気が起きず、友人に誘われて遊びに行く以外はダラダラと毎日を過ごしている。身体も心なしか怠い気がする。椅子に座ってると腰と脚に不快感があるため、少し外に出て歩いたりする。そうすると楽になるから、しばらく外で過ごしている。

大学が始まるまで一週間を切った。結局夏休みの間は何もせず、かと言ってやる気も起きず無駄に浪費してしまった。このところ、自分の先の人生を考えると不安で仕方がない。大学で友人と「この先どうすっかなあ」「俺は好きなことやって暮らすぜ」なんて馬鹿話をしているうちは気が楽だ。独りになるとどうしても色々と負の想念が浮かんでは消え、そしてまたやってくる。特にビジョンもない。音楽が好きで、趣味でたまにバンドをやったりするも、それで食って行けるなんて考えてもいないし、恐らくほとんどの人間は自分の所謂「夢」を職業にすることなんてできないだろう。じゃあ、自分が目的もなくただお金を稼ぐために仕事ができるか? と問われたらそんな自信はない。無理をして張った糸はどこかでぷつんと切れてしまうだろう。心を壊してしまうくらいなら、自分の好きなことをやって生きた方がいい。けど、その自分が好む物すら心から信じることができず、本腰を入れて取り組めない時点で僕は何者にもなれない。それは自分が一番理解してるつもりだ。

まともに職に付くのも、フリーターしながら音楽や小説を書いたりするのも、どちらも何か違う気がする。できることなら、大学でずっと勉強していたい。興味のある講義を受けて、友人と遊んで、家に帰ったら本を読んで、そんな日々がずっと続けば良いのに。今いる大学は教授も友人も良い人たちばかりで、居心地が凄く良い。勉強するのだって楽しい。けど、此処で学んだことの8ー9割がたは社会に出て使うことはないだろう。考えやパフォーマンス面で仕事に影響するかもしれないが。

一度、大学院進学も考えた。モラトリアムの延長線という気持ちも若干あると思う。しかし、それでも研究職という茨の道に自分が突っ込んで行く勇気もなく、結局現実味がなかったため、それについては保留した。資金面の問題もある。お金を貯めて、大学院に行くのもありかもしれない。このまま行けば就職活動もせずに目的なしプータローorフリーターが誕生するだけなら、大学院で知的好奇心の赴くままに再び学生生活を送るのもありだ。

けど、結局どの道に行っても苦労する。少なくとも僕にとっては人生のほとんど心を痛めるような出来事がある日々がほとんどだったし、常に何かしらの漠然とした不安感がつきまとい続けていた。これから、どうやって生きて行くんだろう。自分が一番知らなくてはならないことにずっと目を背けて来た。いつまでもこうしている訳には行かない。

なんで一歩踏み出せない?